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========== 謝辞 ==========

 まずは、亀井先生に心からお祝ひ申し上げます。
 承れば、この節、平易な文体で高尚なハッカー文学を生み出されたきっかけが、弊社のスレイヴであったとか。斯様なことを少しも存ぜず、たいへん失礼しておりました。
 中身をパララと拝見いたしました。まったくもって感激いたしました。亀井先生の前途は、もう洋々たるものでござひましょう。だれも足を踏み入れたことのなひ、未踏の広野でご活躍されるのではなひかとお察しいたします。
  さて、私どもといたしましては、この場を借りて、先の事件のことをお伝えさしてもらいます。亀井先生が誤認逮捕されたあの日、私どものホストコンピュー ターも警察に押収されましたが、BBSの網タイツで使われた電子メールや、顧客名簿の件でございますが、ぜんぶ暗号化されてますので、警察は手も足も出せ ませんでした。福洒応恵大僧正と埼玉麗子先生が、PGP暗号[*59]よりも数段強力な暗号を開発しておりましたので、無事でござひました。
 けんども。
  残念ながら、私どもの会社はたび重なる警察・検察のガサ入れに遭ひまして、風前の灯火でござります。こなひだの網タイツのミーティングで、チームのみなさ まから、頑張れ、頑張れ、ちう励ましをいただきました。まさに感涙、頬を流れるまま。斯様な喜びは、パソコン業界やマスコミ業界の、どこの社長はんも、味 おぅたこと、おへんやろなぁ。
 弊社の本業、無線傍受機(世間ではこれを「盗聴器」と呼んでおりますが)でありますが、デジタル化に次ぐデジタル 化で市場が狭ぅなっておりますが、ゆくゆく、あらゆる無線を傍受でける機械を、必ずや世に送り出す所存でござります。今後ともミニマル姉小路をよろしゅう お願ひ奉ります。
 まひどおおきに。まひどおおきに。          合掌

 姉小路権蔵

========== 本当の謝辞 に続く ==========

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